【再鼎医薬】細菌性肺炎薬の新薬承認を取得
2021年12月16日、再鼎医薬がライセンスを受けているオマダサイクリン(omadacycline /Nuzyra)が中国国家薬品監督管理局(NMPA)により細菌性肺炎(CABP)および急性細菌性皮膚軟部組織感染症(ABSSSI)の治療薬として承認を受けました。
omadacyclineは米国パラテック・ファーマシューティカルズ(Paratek)が開発し、再鼎医薬が中国圏における開発、製造、販売のライセンスを受けたもので、今回のNMPAの承認により再鼎医薬は600万ドルのマイルストーンを支払うことになります。
2018年10月に米国食品医薬品局(FDA)によって承認されたomadacyclineは、CABPおよびABSSSIを適応症とした1日1回の経口および点滴静脈注射(IV)の両方の投与ができる新しい抗生物質です。omadacyclineはテトラサイクリン系ですがテトラサイクリン耐性を克服するように特別に設計されており、グラム陽性菌、グラム陰性菌、非定型菌、その他の薬剤耐性菌など、さまざまな細菌で活性を示します。