【四環医薬】1-6月期EPSは前年同期比4.1倍の0.0646元

2021年12月5日

北京市本拠の四環医薬(Sihuan Pharm;00460.HK)が2021年8月31日に公表した1-6月期決算によると、1株あたり利益(EPS)は前年同期比4.1倍の0.0646元となった。主力のジェネリック医薬品が好調に推移したほか、美容医療事業も大きく伸びた。

>>中国医療医薬情報「Quan」による分析

革新的な医薬品の開発を目指した子会社群の取り組みも進展。XUANZHU Bio は消化管潰瘍治療薬「アナラゾールナトリウム」のNDA申請を視野にフェーズ3試験を開始したほか、Huisheng Bioは糖尿病と合併症の治療薬「ガグレネット」のNDA申請の準備を進めている。また、韓国企業の技術を活用したボツリヌス菌美容製品「ルティバチドボツリヌス」も好調な立ち上がりをみせている。ジェネリック薬メーカーから新薬メーカーへのメタモルフォーゼ(変革)を成功裏に完了することができるのか、XUANZHUの買収を含めたプラットフォーム構築力に注目していきたい。

四環医薬

Posted by Hs