【先声薬業】1-6月期EPSは前年同期比2.6倍の0.21元
江蘇省南京市に本拠を置く先声薬業集団(Simcere;02096.HK)が2021年8月26日に公表した1-6月期決算によると、1株あたり利益(EPS)は前年同期比2.6倍の0.21元となった。同社が「革新的医薬品」と位置づける新薬事業が伸長、同売上高構成比も高まった。
「革新的医薬品」の売上高は前年同期比57%増の12億7600万元、主力のがん治療薬が引き続き好調に推移した。
中国医療医薬情報「Quan」による分析
臨床試験段階のパイプラインは豊富。6本の第3相臨床試験、2本の第2相臨床試験が進行中で中長期成長確度が高い。Kaiza、Vivoryon等の海外バイオ企業との戦略提携を含め、次の導入戦略が注目点。