【白雲山医薬】1-6月期EPSは前年同期比42%増の1.539元

2021年12月5日

広東省広州市に本拠を置く広州白雲山医薬(Baiyunshan;600332.SH)が2021年8月19日に公表した1-6月期決算によると、1株あたり利益(EPS)は前年同期比42%増の1.539元となった。主力の漢方薬を中心に医薬品流通、健康食品、医療・養老サービス、4事業がそれぞれ伸びた。

>>中国医療医薬情報「Quan」による分析

2021年度下半期の目標として提示された医療分野の拡大・精緻化では、白雲山中医病院の建設準備がその柱として紹介されている。同社の漢方薬の新たな可能性を示唆するプロジェクトで、期待を持ちながら見守りたい。同社の医薬品流通および健康食品事業は中国の消費動向を補足する意味で有益なインディケーター(指標)と言える。

中国製薬企業大手の一角を占め続ける当社は、ブランド漢方薬と豊富な抗菌薬パイプライン、ED治療薬が事業の柱である。

白雲山医薬

Posted by Hs